スイス、シュテファ - 室内空気の質に対する懸念が世界中で高まり続ける中、シャープは独自の CO2 機能を備えた新世代のエアコンで対応しました。センシリオンのCO₂センサーを自社のエアコンに組み込むことで、シャープはユーザーの生活の質を向上させる革新的な製品を提供するという取り組みを強化しています。CO₂センサーにより、シャープのエアコンは換気が必要になった時にユーザーに通知するだけでなく、換気中の電力消費を低減し、エネルギーの無駄を避けることができます。
センシリオンの小型CO₂センサーは、光音響センシング原理とセンシリオンの特許取得済みのPASens®およびCMOSens®技術に基づいており、正確で信頼性の高い測定が可能です。小型サイズとSMD互換性により、コスト効率の高い統合が可能であり、設計の自由度を高めたいお客様にとって理想的な選択肢となります。
「センシリオンとの提携は、進化する顧客ニーズを満たす持続可能なソリューションを開発する上でのパートナーシップの重要性を浮き彫りにしています。室内空気の質に対する懸念が高まる中、私たちはお客様が生活の質を向上させる最新技術を利用できるようにしています。」とシャープの技術本部長の大西氏は述べています。
シャープの新型エアコンは、CO₂機能に加えて、イオン濃度を50,000/cm³以上に高めて空気を浄化するシャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載しています。加熱・冷却機能を備え、シャープ独自の両開きロングパネルと連動し、運転時の風量を最適化します。これらの機能により、エアコンは快適な空間を保つための重要な室内空気質装置となります。
エアコン内部を清潔に保つため、R-Xシリーズには微細な塵の侵入を抑える塵埃ブロックフィルターを搭載しています。

