持続陽圧呼吸療法 (CPAP) は、睡眠時無呼吸症を管理し、様々な症状の呼吸補助を行うために使用されます。CPAP療法では、睡眠中に患者が鼻 (時には口) に装着したマスクから送り込んだ空気圧で空気の通り道を確保し、睡眠中の気道の閉塞を防ぎ、呼吸の改善、睡眠の質の向上、日中の生活の質の向上に努めます。
CPAP装置使用時の患者の快適性は、装置の患者の呼吸パターンへの応答、及び適量の空気を送り込む能力に左右されます。患者の呼吸パターンを正確に検出することで、CPAP装置は適応的に反応し、患者の利便性と治療への継続性を高めることができます。さらに、CPAP装置は空気の流量を正確に監視し、肺の大きさに応じた最適な空気の供給を可能にします。
高速応答時間と高精度を誇る当社の微差圧センサー SDP3xは、吸入サイクルを正確に検出し、CPAP装置を適切に制御できます。センサーを流路に実装することで、患者に供給される空気を正確に測定できるようになります。また、サイズが小さいため、コンパクトな製品設計が可能になります。



