世界保健機関によると、環境および家庭の大気汚染は健康に対する最大の環境リスクであり、世界中で毎年 650 万人の早期死亡、WHO 欧州地域では約 60 万人の早期死亡の原因となっています。 したがって、大気汚染を軽減するために空気の質を監視し改善することは、早期死亡や心臓病、肺がん、脳卒中、喘息を含む慢性および急性の呼吸器疾患の数を減らすなど、実際の健康上の利益をもたらす可能性があります。
私たちが生活する建物の改善に取り組んでいるTerabeeは、2022年末にAir Quality SB5センサーを製品ラインナップに加えました。このセンサーは、最も需要の高い 5 つの空気品質指標である CO2、粒子状物質、揮発性有機化合物 (VOC) 、温度と相対湿度を測定します。
WiFi接続とHTTP/HTTPSデータプロトコルにより、空気品質基準をシステムに簡単かつ直接統合することが可能で、ネットワーク経由の安全なアクセスを保証します。Terabee Air Quality SB5は、空気品質を正確に評価するための簡単な設置と正確なモニタリングも保証します。
SB5から得られるフィードバックは2種類あります。
視覚による直接的なアクション：リアルタイム LED インジケーターにより、バックエンド システムを必要とせずに空気の質を瞬時に評価できます。意思決定を行ったり、温度や換気システムの調整も可能です。例えば、「SB5の赤信号」時に窓を開けるといった単純な行動でも、空気の質は大幅に改善します。
分析のためのデータ収集: 正確な空気品質指標はデータベースまたはバックエンドに送信され、建物や施設の管理者が換気システムを効率的にプログラムすることにより、人々の健康だけでなくエネルギーパフォーマンスも最適化することが可能になります。
高度な空気品質モニタリング・ソリューションを求める企業や組織は、その比類のないパフォーマンス、最高品質に対する競争力のある価格、包括的な機能により、Terabee SB5を魅力的な選択肢と見なすでしょう。
空気質モニターには、センシリオンの高精度なCO2測定が可能な小型のSCD41が搭載されています。また、空気処理装置や空気質モニターに簡単に組み込めるように設計されたデジタルVOCセンサーSGP40も搭載しています。さらに、MCERTS認定の粒子状物質センサーSPS30により、デバイスの初回稼働から10 年以上の耐用年数全体にわたって正確な測定が可能になります。
「私たちの健康と環境を守るためには、私たちが呼吸する空気の質を測定し、改善することが重要です。Terabee Air Quality SB5は、センシリオンのスイス品質に基づいています。センサーの耐用期間中の安定性を保証し、特に自動再校正機能によってライフサイクルコストを最小限に抑えることができます。この製品には、エンドユーザーがの安心のための高レベルのデータ通信セキュリティも組み込まれています。」「センシリオン社の極めて高精度で高品質な環境センサーがTerabee Air Quality SB5に搭載されていることを大変嬉しく思います。」 とTerabeeのCEOであるMax Ruffo氏は述べています。
