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デジタル温湿度センサー「SHT1x」シリーズは、リフロー半田に対応したセンサーです。本シリーズは、3タイプの測定精度ランクで構成されています(ローコスト版の「SHT10」、標準版の「SHT11」およびハイエンド版の「SHT15」)。他の全ての当社「SHTxx」シリーズと同じように全て校正済みのデジタル出力品となります。 デジタル温湿度センサー「SHT1x」シリーズの相対湿度センサー素子はユニークな静電容量方式で、温度センサー素子はバンドギャップ方式です。センサー素子と信号処理回路をすべて備えながらもサイズは小さく、完全に校正された測定データがデジタル出力されます。当社CMOSens®技術を用いて、優れた信頼性と長期安定性を実現させています。相対湿度のセンサー素子は14ビットのA/Dコンバーターおよびシリアルインターフェース回路と継ぎ目なく直結されているので、信号品質が非常に高く、応答時間が短く、EMC耐性も優れています。 デジタル温湿度センサー「SHT1x」シリーズは、高精度な湿度漕の中での校正が全数施されています。校正用データは、内部チップ中のOTPメモリーに格納されています。このデータはセンサー素子からの生データを内部校正するために使われます。2線式シリアルインターフェースと電源電圧の内部制御機能により、システムへの搭載が簡単かつ迅速に行えます。本シリーズは、表面実装可能なLCC(Leadless chip Carrier)タイプで、標準的なリフロー半田付け工程に適合しています。なお、同一本体のピンタイプ(SHT7x)もあります。