SHT4xAはセンシリオンの実績のあるCMOSens®技術と湿度測定分野で20年間の経験があります。このセンサーは、自動車用途向けに特別に開発された製品で、85°C/85%RHでの加速寿命テストなど、最も厳しい信頼性要件を満たします。さらに、統合型ヒーターが作動することで、動作寿命全体にわたってチップの自己診断が可能になります。
センサーは、さまざまな精度クラスに対応し、I2Cまたはパルス幅変調インターフェースで利用できます。DFNハウジングのウェッタブルフランクオプションを使用すると、PCBの表面設置後に自動光学検査 (AOI) が可能になります。±2%RHおよび±0.2°Cまでの精度公差は、0%RH〜100%RHおよび -40°C〜125°Cの全測定範囲で達成されます。動作電圧範囲は2.3〜5.5V。オプションの塗膜または保護フィルムを使用すれば、防沫や、製造中の加工が容易になります。
「センシリオンは湿度センサー技術の業界標準を20年以上にわたり設定してきました。これは、当社のASIC、MEMS、パッケージ設計の能力、そして実績のある校正の専門知識によるものです。当社の非常に幅広いアプリケーション知識を組み合わせて製作されたSHT4xAを活用すれば、お客様は革新的飛躍を実現できるでしょう」センシリオン湿温度センサー製品管理部門ディレクターのMaximilian Eichbergerは述べます。