新しいガス濃度センサー STC31-Cは、革新的な熱伝導率測定原理に基づいており、優れた再現性と長期安定性を提供します。このセンサーは、小型で、正確かつ信頼性の高い測定を行い、ガス濃度と温度の完全校正されたデジタル信号を出力します。また、低消費電力で、湿度や酸素の変化に対する交差感度が低いという点でも優れています。これらの特長により、新しいSTC31-Cは、高濃度域のCO2測定を必要とする量産アプリケーションに最適です。
STC31-Cは実績のあるSTC31の後継製品で、低交差感度測定モードが新たに追加されています。このモードでは、湿度と酸素濃度の変化に対する交差感度が非常に低いため、人の呼気の測定が可能になります。それ以外の点では、STC31-Cは前モデルと同じ機能を備えています。
STC31-Cの卓越した性能は、センサー素子と信号処理を1つの小さなチップに統合したセンシリオンの特許取得済みCMOSens®技術に基づいています。実績のあるCMOS技術は、要求が厳しくコスト重視の大量生産向けOEMアプリケーションに最適です。
センシリオンは、センサーの初期テストや迅速かつ簡単な評価が行える評価キットSEK-STC31-Cも用意しています。
センシリオンのウェブサイトより新しいガス濃度センサー STC31-C の詳細をご確認ください。